最近の台湾全土の交通手段の発展により、国際空港のない街にも簡単に移動ができるようになりました。その中で、街の魅力にフィーチャーした本が多数出版されるなど、今かなりの注目を集めているのが「台南」です。
今回は、初めて訪れてもなんだか懐かしい気分になる、ノスタルジックな古都台南のアートな一面にせまってみたいと思います。
「台南」ってどんなところ?
台北の亜熱帯に対して熱帯気候の土地である台南は、夏の気温は日本と比べて低い日もありますが、日差しが非常に強く、特に夏の観光では日傘や帽子などの熱中症対策が必要です。街を歩く際は水分補給も忘れないようにしましょう。また夏には時折スコールになることもありますので、晴雨兼用の折り畳み傘があると便利です。
※地図:台南市(赤)、台南県(ピンク)
Old Tainan
国立台湾文学館
台南州庁として使用していたものを修復・拡張し、2003年に国定古跡(史跡・文化財)に指定されました。現在、その建物の内部は文学館として生まれ変わり、文学作品や原住民族の資料などが展示されています。館内には日本語の解説(音声・展示)がありますので、中国語や英語が分からなくても楽しむことができます。今回訪れたタイミングでは、夏らしくホラーや妖怪の作品が展示されていました。
住所:台南市中西區中正路1號
営業時間:9:00~18:00(月曜休み)
料金:無料
Fusion
林百貨
開業当時、モダンなデザインが取り入れられて作られた建物は、中に一歩足を踏み入れるとまるで当時へタイムスリップしたような気分になります。
「ハヤシ百貨店」は昭和7年(1932年)12月5日に開業された。「台南の銀座」と呼ばれる「末広町2丁目」に位置しており、当時の台南市では屈指の商業エリアだった。このエリアは台湾にとって近代化社会へ邁進する重要な象徴となる。(林百貨ビル説明より)
MIT(メイド イン 台湾)アイテムだけでなく、林百貨オリジナルグッズなど、ショッピングを楽しめることはもちろん、ありきたりな台湾のお土産に飽きてしまった場合は、ここで探してみると素敵なアイテムに出会えるかもしれません。
さらに店内ではレトロな雰囲気の魅力を増すオリジナルBGMがかかっていますので、ぜひ目で見るだけではなく耳でもその空間を楽しんでみてください。
住所:台南市中西區忠義路二段63號
営業時間:11:00~22:00(毎日)
New Tainan
府中街
台南にはフォトジェニックな街(ストリート)がたくさんあります。特に神農街や新美街が有名ですが、PBがオススメしたいのは「府中街」。
府中街は孔子廟の目の前にある150メートルほどのストリートです。今とても注目を集めているMIT(メイド イン 台湾)アイテムのショップやオシャレなカフェがあります。
MITセレクトショップ 『i Life 設計』
MITアイテムを取り扱うショップの中でも一際センスのある商品セレクトに、オーナーのこだわりを感じます。台湾人イラストレーターによる可愛いポストカードやマスキングテープなどはお土産としてきっと喜ばれるはず。可愛いアクセサリーもたくさんありますので、MITアクセサリーを身に着けて台湾の街を散策してみるのも楽しそうです。
i Life 設計
住所:台南市中西區府中街136號
営業時間:日曜11:00~19:00、月曜~土曜11:30~19:00(火曜休み)
イタリアンジェラート 『緑皮開心果 -Pistacchio-』
また一緒に出してくれるサービスのお茶はとても香りが華やか。ティーバッグになったお茶をお店で買うこともできますので気に入ったらお土産にも。
番外編
ー街中にアートを探してー
街中にアートがあふれ、なにより暖かい台湾の人達と触れ合えば、その魅力の虜となることは間違いありません。
ゆったりとした時の流れに合わせて台南の街を散歩しながらアート探しを楽しんでみてください。
0コメント